壁材や様々なところで使われている珪藻土という素材が100円ショップで売られていたので加工できるかどうか試してみました。
本作例は加工例の他に新しいソフトウエアの紹介も兼ねております。
Podea WEB UI というブラウザでレーザー加工機を制御できるように設計されたソフトウエアです。
| 使用機種 | Podea-02 40Wモデル |
| 使用素材 | 珪藻土(石鹸置き用) |
| 加工時間 | 約1分~7分(デザインデータ・パラメータにより変動) |
| 使用ソフトウエア | CorelDRAW Graphics Suite 2017 & Podea WEB UI |
珪藻土の商品説明を見ると石鹸置きを想定しているようです。サイズとしては130×80㎜程となります。
焼きこむ絵柄は何か海関係がいいかなということで亀とハイビスカス、社名ロゴのデザインとしました。
加工データは大きく分けて2つまたは3つのレイヤーに分かれます。
デザインソフトウエアの方で彫刻と切断をレイヤーごとに分けておき、プラグインでデータを転送後、操作ソフトウエアの方で珪藻土用の加工パラメータと、位置決めのために使うコピー用紙のパラメータをセットします。
異形の物の位置合わせやデザイン通りの位置に彫刻したい場合等正確に位置を調整する方法をよく聞かれるのですが、位置合わせはそんなに難しい作業ではありません。
加工データの中に加工対象物の外形形状を作成しておきます。
加工時加工台の上にコピー用紙を固定し、コピー用紙のパラメータで外形形状を切り抜きます。
切り抜いたところに加工したい物を設置すれば、ぴったりデザインした通りの彫刻加工が出来ます。
この手法はどのような機種のレーザー加工機を使用しても汎用的に使える位置合わせテクニックです。
パラメータを複数試してみたのですが、ある程度以上はあまり焼きこみが強く入らず変化が少ない感じでした。
逆にいうとある程度の加工結果が常に得られて失敗しにくい素材のようです。
絵柄とサイズ・パラメータにもよりますがおおむね1枚当たり1~7分ぐらいで加工ができました。
wikiを見ると珪藻土は植物性プランクトン(藻)が化石化したもので、昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用されてきました。
とありますので、基本的に火や熱に強い素材のようです。このような素材の場合加工できても彫刻加工までとなります。
最初CO2レーザーでどのぐらい加工できるのか気になる素材でしたが、思ったより素直に加工ができ、失敗もしにくい素材のため、練習用の素材としては適していると思われます。
今回の作例は開発中のPodeaWEBUIという制御ソフトを使用して全て加工を行いました。
従来のWindows制御ソフトではレイヤーごとに加工パラメータを分けることでPodeaソフトウエアは様々な加工に対応できるように作られていますが、Podea WEB UIもより使いやすく改良されています。
Chorome もしくはSafariブラウザから動かすため、WindowsでもMacでも、Android・iPhone・iPadなどのモバイルからアプリをインストールすることなく操作をすることが可能です。
(レーザー加工機はWindowsもしくはMacPCにUSBで接続して使用します)
WindowsだけではなくMacで動作し、端末を問わず制御できるように進化したPodea WEB UIはデザインソフトウエアのマルチプラットホームによるプラグイン動作にも対応します。
CorelDRAW X8以降のWindows・CorelDRAW2018以降のMacのプラグインに対応します。
イラストレーターCS6以降のWindows・Macのプラグインに対応します。
大幅に使える環境が拡大したWEB UIは8月中旬以降の公開を予定しています。
今後の作例はこのPodeaWEBUIの紹介を交えて記事を作成していく予定です。