竹スダレ・木製トレーのマーキング:円形補正機能の活用

年末は年越しそば、年始は年明けうどんと麺尽くしですが、ザルとスダレと受け皿がセットになったものを見かけたので年末年始っぽい作例を・・・記事のリリースはしっかり年を越してからになりましたがご紹介です。

使用機種Corsa 30(Co2レーザー30Wモデル)
使用素材スダレ(竹)、トレー(木材造成品)
加工時間約6分30秒(竹スダレ)、約10分(トレー)
加工パラメータ:竹スダレ
彫刻パワー75
彫刻速度20
切断パワー5
切断(スジボリ)スピード16.5
加工パラメータ:トレー
彫刻パワー10
彫刻速度20
Yスキップ6
竹スダレ・木製トレーのマーキング

加工データの準備

加工データを作るときにその素材のサイズを測定する必要がありますが、今回はお手軽にスキャナーでスキャンしてスキャンしたデータの上にデザインを配置する方法を採用しました。
デザインの精度も含めとても有効な手法です。

スキャンデータとデザイン

加工データを準備します。謹賀新年とかのデータで無料開放してくださってるありがたいサイトからデータを拝借いたしました。ありがたや、ありがたや。
事前にスキャンしておいたデータに重ねてデータを作成します。とくにスダレの糸の部分に重ならないようにデータを配置していきます。

デザインの配置

加工下準備

円形のデザインに対して位置を合わせていくのは加工素材のサイズに合わせて外周データをコピー用紙で切断してからそこに配置していく方法がありますが、今回は一点ものかつ加工したい二つとも違う直径のサイズの物だったため、PodeaAppの円形補正機能を使用して加工をします。

  1. 加工対象物を配置します。
  2. 加工データをソフトに読み込ませて円形補正モードにして3か所円の外側の座標を取得します。
  3. 切断したいデータに適切なパラメータを割り付けて切断加工を行います。

ここは動画の方が分かりやすいと思いますのでYoutube動画をご覧ください。

実加工

位置決めが完了したらあとは機械に任せます。
竹はあまり良い仕上がりの加工結果にならないため積極的に加工していなかったのですが、今回は彫刻と文字の周りに輪郭のスジボリ加工の合わせ技をすることで見た目もよい仕上がりの作例になりました。

竹スダレの加工結果

Wiiリモコン推し:やっぱり便利です

前回のペーパークラフトの時の補正機能でも紹介しましたが、ソフトがwiiリモコン使用を前提に作っている部分もありますがやっぱりwiiリモコンを使うと位置補正は断然便利です。PodeaAppから使用できますので補正機能を使用したいなと思ったらWiiリモコンをぜひ試してみてください。

将来的な予定

現在ソフトウエアの開発を進めていますが、主要な機能の一つに補正機能があります。
補正機能は神経を使う位置合わせ作業が楽になる有用な手法で今回の作例が一つの例となります。
補正機能は技術的な下地となり、将来的に他の機能と掛け合わせてより使いやすくなる予定です。

今回の円形補正機能も前回の位置補正機能と同じくプロッタータイプの全機種で使用可能な見込みです。

円形補正機能の将来
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