アクリル板が切れるようになると、必ず作りたいものの一つに切り文字看板というものがあります。
今回は少し大きな看板が作りたいので看板のベースは600㎜x300㎜の板を用意し、この板に張り付ける文字部分をレーザー加工で作成してみました。
ロゴの印象もはっきりさせるために12Wモデルとしては切断限界に近い10㎜厚のアクリル板を切断します。
| 使用機種 | Podea-ZERO 12Wモデル |
| 使用素材 | アクリル黒10㎜厚(キャスト) |
| 加工時間 | 約50分 |
| 使用ソフトウエア | CorelDRAW Graphics Suite 2017 |
会社のロゴはすでにあるので、適切なサイズに変更して文字データがA4サイズに入るように詰め込んでデータを作成します。
後はレーザー加工機に転送して切断します。下の写真は切り終わった後の使わない部分なのですが、このような文字を抜いた看板というのも良いような気がします、とにかく分厚いので存在感が凄いです。
今回は切るだけなのでほとんど工夫をしなくても問題なく加工が終了します。
このバラバラに切られた文字をどうやって綺麗に配置するかというと、コピー用紙等を同じくレーザー加工機で切断して、文字がキッチリ配置できるような型紙を作って配置していきます。こうすることでデザイン通りの看板が出来上がります。
せっかくなので建物に張り付けて撮影してみました。
設置してみると、枠が欲しいな・・・とか白い板じゃなくてステンレスの板がいいな等色々希望が出てきますが、このぐらいの看板であればデータさえあればすぐにこのような看板が作れるのもレーザー加工機ならではです。
12Wでどのぐらいの厚みまで切断できるのかというテストも兼ねた作例でしたが、パワーが弱い分、少し加工時間はかかりましたが、問題なく加工が出来ることが確認出来ました。Podea-ZEROは比較的切断に適したレンズを採用しています。
そのため出力は弱くても縦方向のパワースポットが長く、10㎜厚のアクリルも切断できるのです。
今回は最も使用頻度が高いと思われるアクリル板の切断・看板作成でしたが
このような切り文字の需要は意外と多く "1文字xxx円" でという内容はよくあります。
ただ、数が多くなると必然的に総価格は非常に高くなりますし、手軽に数を作れません。
いつでも手軽にいくらでも使えるのは一度経験すれば分かりますが、データを作ってすぐに実現できるのは、非常に大きなメリットがあります。
データを作って、見積もりを取って、発注して、到着は思いついてから3~6日後というのは現実かもしれませんが、非常に大きな違いです。
届いてみたら思っていたのと違ったとなると、作り直さなければ実に残念な状態ですし、作り直すならそれはそれで時間も費用もまた掛かってしまいます。
幅広い加工ができるPodea-ZEROであれば、今回のようにすぐその場で思い描いたものをすぐに実現するようなプロトタイピングの領域でも活躍できることでしょう。